高校入学までにやっておくと成績が上がる事とは? 個別指導塾『らくんラボ』です
個別指導塾『らくんラボ』のブログを見ていただき誠にありがとうございます。
らくんラボ講師の大平と申します。
先日、都立高校の一般入の合格発表がありましたね。
合格された皆さん、おめでとうございます。
このブログを読んでくださっている方には、過去に受験を経験し懐かしい気持ちになってる方も多いでしょう。
3月は別れの季節で、誰もがほんの少し物悲しい気持ちになりますよね。
しんみりしたいところですが、「高校入学までにやっておくべき事」がありますので、それをお伝えさせていただきます。
この記事をしっかり読んで、最高の高校生活スタートを切りましょう!
まず、今年度の高校受験結果ですが、らくんラボの中3生は全員、
第一志望の都立高校に合格を果たしました!
とてもうれしい結果です!
しかし、志望校合格がゴールではありません。
まずは入学までのおよそ1か月間をどう過ごすかが重要になってきます。
ここで勉強を止めてしまうと、入学後が苦しくなります。本当に大変です。
なぜなら、今の中3生はみんな、
受験のために頑張って勉強をして今の学力があるのです。
その学力で入学できた高校の授業に、勉強もせずについていけると思いますか?
また、
周りの同級生はみんな自分と同じ学力、もしくはそれ以上の学力です。
そんな同級生から落ちこぼれないようにするには勉強せずには難しいでしょう。
そうです、
受験で頑張った人ほど、入学してから成績を出すのが難しいのです。
高校に入学するとすぐ、新入学テストが控えている高校が多いです。
このテストで新入生の学力を測ります。
まずはこのテストをモノにし、最高の高校生活スタートを切りましょう!
入学までのおよそ1か月間、他の同級生が羽根を伸ばしている間に、ほんの少しでもいいので学習の習慣を切らさないよう学習を継続しましょう。
都立の場合は高校から課題が出ている場合が多いようですが、実は新入学テストはこの中から出題されることがほとんどです。
そう、
この課題を的確にこなせば新入学テストはバッチリです!
ここで一つ、問題提起をさせていただきます。
最近の学校の傾向ですが、課題や宿題をやらなくても怒られませんし、居残りや追加の課題を出されることもありません。
何かを「忘れた」事に対するペナルティが無いのです。
その結果、今の学生は課題や宿題に取り組む意欲がとても低いのです。
「どうせ怒られないし」
「みんなやってないし」
「頑張るなんて恥ずかしい」
そんな風潮が学校にありませんか?
また、ご自身のお子様にもそんな傾向はありませんか?
ぜひともその考えを一度捨て、高校入学前に出された課題を完璧にこなしてください。
高校生活の華々しいスタートが切れることは間違いないでしょう。
ちなみに、高校入学前に出される課題は、中学で学習した内容ばかりです。
高校の勉強内容は、中学校の内容がきちんと理解できていることが大前提ですからね。
また、中学時代の成績が良かった方も要注意です!
気を抜かない方がいいですよ!
「内申点が5だったから大丈夫」
「これは得意教科だから大丈夫」
と考えるのは危ないです。
先ほども申し上げましたが、周りの同級生はみんな自分と同じ学力、もしくはそれ以上の学力です。
中学のメンツで5を取れたけど、高校にあがったらどうでしょうか。
もし、中学時代に苦手だけど蓋をしてきた部分があるなら、この1ヶ月でクリアにしておくことをお勧めします。
そして、高校に上がると評価基準が変わります。
何度も申し上げている
「周りの同級生はみんな自分と同じ学力、もしくはそれ以上の学力」
という理由以外に、
「中学校毎の学力差」
も理由にあります。
例えば、
それぞれ違う中学校出身のAさんとBさんがいます。
中3時、AさんもBさんも内申点が同じ「5」でした。
同じ内申点だったため、同じ高校に推薦で入学しました。
ところが、高校入学後のテストではAさんはなかなか点数がとれず、
Bさんの方がはるかに良い成績でした。
なぜなら、Bさんの中学校に比べ、Aさんの中学校は生徒全体の学力が低かったのです。
内申は同じだったのに、実力差があるということは、決して珍しくありません。
自身の中学校では「5」だったとしても、他中の基準では「3」かもしれません。
高校に入学したらまず、
周りの同級生は自分と同じ苦行を乗り越えた猛者ばかりだと認識しましょう。
さらに、中学以上に学習に励まないとあっという間において行かれ、
「落ちこぼれ枠」に入ってしまう危険が待っていることも覚えておいてください。
やっと受験が終わって羽根が伸ばせると思った中3生の皆さん!
思い出作りや卒業旅行も良いですが、ほんの少しで良いので勉強もやりましょうね!
今一度、自身の成績や生活を見直して、入学までの期間を有意義に過ごしていきましょう。
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