学校のワークの取り組み方 個別指導塾『らくんラボ』です

個別指導塾『らくんラボ』のブログを見ていただき誠にありがとうございます。


らくんラボ講師の大平と申します。



先日、中学生は期末テストが終了しました。


結果はいかがでしょうか。


勉強したことが、テストでしっかり発揮できたでしょうか?



「勉強した通りちゃんと解けた!」という方や、「勉強したのにできなかった」という方も残念ながらいらっしゃるかと思います。


今回のブログでは、「勉強したのにできなかった」という方にフォーカスを当ててお話しさせていただきます。


もしお子さんがテストの結果について「勉強したのにできなかった」といった事を言っていたなら、ぜひこのブログを最後まで読んでください。


らくんラボの考える「原因」と「解決策」をご提案いたします。




はじめに、学校の定期テストではどのような問題が出されるでしょうか?


それはもちろん「学校で習った事」であり、その多くは学校から出される「ワーク」から出題されます。


「ワーク」とは、学校の教科書に沿った「問題集」で、授業で習った個所を家庭で復習するために用いられます。

また、自主的に学習するために「解答」も生徒に配られています。


学校の定期テストは基本的に習った事しか出題されず、この「ワーク」から出題されることが多いため、定期テスト対策はこの「ワーク」の問題をいかに習得するかとも言えます。


なので、テスト勉強として出題範囲の「ワーク」を何度も解き、解き方が分かった・理解したと思っていたのに、なぜかテスト本番では解けなかった!ということが起こります。


なぜそうなってしまうのでしょうか?




ではここで、テスト勉強で学校のワークを解く際に、どのように取り組んでいますか?


「勉強したのにテスト本番で解けない」、そんな方の勉強法にはいくつかパターンがあります。


ご自身の勉強方法や、お子さんの勉強する姿からご確認ください。



例① 解答や解説を見ながら解いている

例② 正解を赤字で書き込むことで満足する

例③ 答えを見て解ったと思い込んでる

例④ ワークの解答を丸暗記している



これらに当てはまる方は、考え方や取り組み方を間違えている可能性があります。


1つずつ説明していきますので。ゆっくりとご覧ください。




例① 解答や解説を見ながら解いている


テスト勉強をすると言いつつ、ワークを解く際に常に解答や解説を見ながら勉強していませんか?

解説を見ながら解くのであれば、解けて当たり前ですよね。

ですが、それで解けた、できるようになったと勘違いしてしまう方が多くいらっしゃいます。

解答を見ながら解くだけでは、勉強したことになりません。


【解決策】
解らない問題だった場合は、最初は解答や解説を見ながら解いてもOKです。

ただし、2回目以降は「なにも見ずに」解いてみましょう。

解けなかったら解答や解説を見て確認し、見ないでも解けるようになるまで何度も挑戦しましょう。
解答や解説を見ながら解けても身に着いていません!

見ないでも解けるまで何度も勉強しましょう!



例② 正解を赤字で書き込むことで満足する


授業でやったけど解き方が分からない、覚えていない。

だけど、とりあえずワークに取り組んでみたけどやっぱり不正解ばっかり。

正解を赤ペンで書きこんで「これが正解なのか~」とその時は理解できても、これだけでは習得できていませんよね。

しかし、赤ペンで書きこむことで勉強した気になってしまう方がすごく多いのが現状です。

ワークの紙面が赤ペンで埋まることで満足してしまうようです。

また、親御さんも真っ赤なワークの紙面を見て「ちゃんと勉強してるわね♪」と満足していませんか?

なぜ真っ赤になっているのかを考えてみてください。


【解決策】
赤ペンで正解を書き込む必要がなくなるまで繰り返し学習しましょう。

答えを赤ペンで書きこんだだけでは覚えられないですよね?

暗記が必要な問題は「繰り返し書く」「声に出して読む」等の方法で確実に暗記してから再度挑んでください。

何度も言いますが、赤ペンで書いただけでは習得できません!

間違えなくなるまで何度も解きましょう!




例③ 答えを見て解ったと思い込んでる


これも残念な話なのですが、「答えを見たら解ったから、解けると思った」という話を生徒からよく聞きます。

大人の方なら「そんな訳ないだろ!」とツッコミを入れたくなると思いますが、お子さんはこのような思考になりやすいんです。

なぜなら、子供はできる限り勉強したくないからです。

お子さんは「勉強したらできた!だからゲームする!」とか「勉強したからYouTube見ていい?」などと言っていませんか?

答えを見れば、答えがわかるのは当然です。

答えがわかったことで、解き方がわかった、解けるようになったと勘違いしています。

その結果、その問題はどのように解けばいいのかを全く考えずに終わってしまい、自力で解けるようになっていません。

なので、テスト本番で同じ問題が出たとしても解けないのです。


【解決策】
考え方や解き方を理解し、それを定着させ、自力で解けるようにすることが重要です。
ワークの解説や解答を見ても解き方が理解できないようなら、学校の先生や塾で質問し、正しく理解することが第一歩です。

さらに、正しい解き方が身に着くまで何度も解き、解答を見ないでも解けるようになりましょう。



例④  ワークの解答を丸暗記している


理科や社会でよく見られる傾向です。

問題文や内容を気にせず、ただワーク内の順番通りに語句を丸暗記し、解けるようになったと勘違いしているケースです。

当然、問われ方が変わると、答えられません。

本番のテストで、出題順や選択肢の並び順が変わっただけで答えられないのです。


また、選択問題は選択肢の記号だけの暗記しているケースもよく見られます。

内容を理解していないので、こちらも出題形式が変わると答えられません。

赤シートを使用して勉強することも多いと思いますが、語句を覚えられたとしても、語句の内容まで理解できているのでしょうか?

また、見て覚えただけだと手が書き方を覚えておらず、テスト本番で記述式の出題になると答えられないことも多いです。

この場合もやはりワークの問題が自力で解けるようになっていません。


【解決策】
解答のみでなく、出題された問題の全体を把握して覚えましょう。


例えば「鎌倉幕府」という解答の場合、問題文で

何年から始まったのか?

誰によって作られたのか?

どこに開かれたのか?

等の情報があっての解答でしょう。


この場合は問題文にある情報も全て理解し、さらに授業でしか出てこなかった時代背景も理解できていると完璧ですね。

それらを全て暗記し、文字で書けるようになって初めて「解けるようになった」と言っても良いでしょう。




いかがでしたでしょうか。


ご自身やお子さんに当てはまるケースはありませんでしたか?


ワークをやっているのに、勉強しているのに、定期テストではなぜか点数が取れない!

そんな方はぜひ勉強法を見直してみましょう。




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